ダーリンはフランス人、道産子奮闘記。

結婚して初めてのフランス移住。これから起こるであろう様々な出来事を綴っていきたいと思います。

フランスの移民局(OFII)に行ってきました。

以前から、気になっていたフランスでの移民の手続き。


私は28日の8時半からでの、お知らせを受け取っていましたので、先日行って参りました!


OFIIはMelunという場所にあり、家から1時間ほどかかります。


午前8時半からの呼び出しという事で、朝が早く、行きの道中、何かあったら間に合わなくなってしまう恐れがあったので、旦那は移民局の近くにあるホテルを予約してくれていました。


なので、前日の27日の夜、Melunへ出発しました。


今回泊まったホテルはF1というホテル。その名の通り、F1のように早いホテル!


一泊€29と超お買い得ホテル。しかし、安いだけあり、部屋はとてもこじんまりして、ドアを開ければすぐにダブルベッド、テレビと洗面台が一つの質素な部屋でした。


今回は、一晩眠るだけなので、私たちには十分でした。


明日の朝は6時45分に起きようと、早めに床に就いたのですが、二人とも眠れない!!!


周りの色んな物音やら、子供の泣く声で、全然寝付けませんでした。


やっと寝たかなと思ったら、目覚まし時計の音が…


朝になってしまいました。


仕方なく出発準備をし、8時前にはホテルを出ました。まだ外は真っ暗でした。


そこから、移民局の近くで車を停めれそうな場所を探し駐車。


歩いて移民局まで向かいました。すると、もうすでに同じ目的であろう人たちが、ビルの前でドアが開くのを待っていました。


見た感じ、黒人やアフリカ系の方が多かったです。フランス人と結婚したであろうアジア人の女の人、ヨーロッパ系のカップル、アメリカ人カップル。


時間になりドアが開きました。入口でOFIIの予約表を見せると中に入れました。


そこから、窓口でパスポート等を見せ、上の階に行くように言われました。


そこでは、待合室らしき部屋にすでにたくさん人が座っていました。


全員が座れなかったのです。すると、係員の人が家族の方や付き添いの方は下で待つように言いました。


なので、旦那ともここでお別れ。私は一人、待合室に入り、名前が呼ばれるのを待ちました。


名前が呼ばれるまでに結構時間がかかりました。


ABC順に呼ばれるので私は最後の方まで残され、やっと自分の名前が呼ばれました。


隣の部屋に行き、パスポートを見せ、黒人の方が何やらチェックしています。


フランス語は話せますか?と聞かれました。


un petit peu...少しだけ^^;


そこから、違う待合室に行くように言われましたが、どこかわからず、通りかかりの女性に尋ねました。


Excuse moi...ahh Ou...と困った顔をすると、フランス語で教えてくれましたが、Passeという言葉聞き取れたので、 Oui と答えると目の前の部屋で待っててください、みたいなことを言われたので、その部屋に入るとさきほど同じ部屋で待っていた人達が座って待っていました。


そこは学校の教室のような部屋でした。椅子には折り畳み式の簡易テーブルがついてあり、私は一番前の席に座りました。


少し待っていると、先ほどの女性が入ってきて、これからするテストの回答方法の説明を受けました。私は全く何言ってるかわからず…周りの方はわかっているようでした。


ペンが配られ、テスト用紙も配られました。多分15分間のテストだと思います。


テストは4ページほどでまとめられており、1問目は何かの広告があり、それに対する質問の答えに合うものを選び、〇を付ける。


2問目は建物の部屋の断面図があり、何らかの工事をするみたいです、そして質問に対する答えを書く(選択ではない)
これは全くわからなかったので真っ白でした…


3問目は誰かに当てた手紙の分があり、それを丸々そのまんま写し書きするというもの。


4問目は自分がバカンスに来てるとして、友達に手紙を書いて下さいという問題。
絵がいくつかあり、手紙内容にその絵の内容も含めるというもの。


あともう一つ、忘れてしまいました…


筆記テストはこのような感じでした。


テストが終わると、そのまま席に座って、また一人一人名前が呼ばれていきます。


私も30分ほど待った後、やっと呼ばれました。ふくよかな女性。


部屋に入ると、いつからフランスにいるの?と聞かれ、1か月前と答えました。


それから、ジェスチャーで妊娠は?タバコは?と聞かれました。


そこで上半身全部裸になり、レントゲンを撮り終了。


また、同じ部屋で待ち…次は1時間ほど待ったでしょうか。。。


ようやく名前が呼ばれ、ひょっろした男性の後について行きました。


そこから席に座り、こんにちはと挨拶され、、、(笑)


そこから、注射するようなアクションをして、これはしたか?


と言われ、よくわからずNon それから、女性の子宮頸がんのパンフレット見せられ、これは?と聞かれ、検査したことが無かったのでNonと言いました。


そしたら、旦那さんを呼んできてと言われ、訳が分からず呼びに行きました。


旦那も何で呼ばれたのかわからない顔。


すると、さきほどの男性、日本語が話せるのか?と聞き、旦那に興味津々。笑


そして、日本での生活について色々話していました。


それから、本題に入り、さきほどのワクチンと子宮の検査。


フランスでは25歳になると子宮の検査をしないといけないそう。


しかも、3年ごとに。今まで全くそのような検査をしたことがなかった私は、ちょっとたじろいだ。。。でも、自分の体のためにはとても大事な事ですね。


旦那を呼んだ理由はその説明だったみたい。その話が終わると、また先ほどの部屋に戻りました。


すると、すぐさま名前が呼ばれ、受付にいた黒人の男の人。


ひょっろとした男性が黒人の男性に「この旦那さんは日本語話せるよ」と、通りがかりに言っていました(笑)


旦那と二人で部屋に入り、席に座る。


こちらは面接の男性だということがわかりました。


聞かれたことは、自分の姓、名。国籍 誕生日。 住所。 どんな家か。 最終学歴と職歴。


質問内容を全部聞き取れたわけではありません。最初の名前も何を聞かれてるのかわかりませんでした。。。隣で旦那がニヤニヤしながら、助け船を出してくれました。(・∀・)
どんな家か…C'est grande maison avec....jardin... 
黒人の人も(・∀・)ニヤニヤしてる…
そんなに面白いか…
それから、学校に行かなければならないよ、と言われました(笑)
他の方のブログで学校の授業時間数について書かれていたのを読みましたが、だいたい150時間~200時間だろうと思っていました。


しかし、私が言い渡されたのは50時間!予想以上に短くてびっくり!


場所は家から35分ほどの学校へ。


今回のランデブーは半日となってましたが、3時間半で終わりました。


これからは、また来年学校の打ち合わせに行かないといけません。


無事に終わって良かったー!


年内にOFIIが終わって落ち着きました。


後は、年末のパーティーの準備を頑張ろう!年末年始は旦那の両親が家を空けてるので、私たちの友人を招いてパーティーをする予定です。寿司やら唐揚げやら18人分作らなければいけないので、これもまた大変です。。。




















クリスマスパーティー a la maison

ちょっと早めですが、先週末、家族でクリスマスパーティーをしました☆


フランスの家庭でのクリスマスは、今回で3回目です。


以前、ロンドンに住んでいた2年間(結婚前)に年末年始はお家にお邪魔していました。


初めてフランスのクリスマスを体験したときは、本当に感動しました♡


クリスマス仕様に飾り付けされたテーブルの上には、たくさんのプレゼント...


日本では子供の頃しか、盛大に祝っていなかったので、いつになってもクリスマスという日を大切にする欧米の風習は大変素敵だと思います♡


さて、今年は…


今年もおばあちゃん&おじいちゃんもやって来て、恒例のプレゼント交換がスタート♪


毎年ですが、こんなにたくさん頂いても良いのかと思ってしまう^^;


今年、頂いて感動したのは、お母さんの手作り砂絵!


2か月前から準備してくれていたみたいで、私と旦那の写真を拡大コピーして、それをカーボン用紙を使ってコピーし、その土台に色のついた砂を貼り付けていくといったもの。


すごく手間がかかってるんだろうなと、作ってくれているお母さんを想像すると、本当に温かい気持ちになりました❤


クリスマスのプレゼント交換が終わると、次はお母さん自慢のお料理!


まずは、フォアグラから始まりました!!そうです、世界三大珍味のフォアグラ!


私もフランスに来て、初めて食べました。


初めてフォアグラを食べたときには、その味に感動!!フォアグラを食べれる年末年始が待ちきれませんでした☆


今年もパンと一緒にフォアグラ堪能❤ あぁ、幸せ...❤


それから、サーモンを食べ、メイン料理、チーズ、最後にシャンパンと共にフランスのクリスマスケーキ、ブッシュドノエルを。

フォアグラとパン

サーモンとアボカド

珍しいポテトを使ったマッシュポテトとウサギのお肉、豆

色々なチーズ

お母さん手作りブッシュ・ド・ノエル


本当に幸せなひと時でした♡


クリスマスは家族と過ごす特別な時間。今年も素晴らしい一日でした。






西フランスNantesへ~初めての親戚廻り

先週末、夫の母方の家族が住む町、初めて西フランス、ナントへ行って参りました。


午後3時くらいに出発したのですが、現地に着いたのは、なんと9時過ぎ。


夫の運転で、彼のお兄さんと三人で行ったのですが、さすがに6時間以上の長旅は疲れました。


途中、渋滞に巻き込まれたり、粗い運転の車がいたりと、助手席で座ってるだけでも、日本より緊張しました。


休憩時間は、お母さんお手製のビッグサンドイッチで腹ごしらえ♪ 元気回復! その頃には辺りは真っ暗でした。


ちょうどその週末は霧が出ていて、道も見えにくくなっていたので、運転する旦那の隣でいらない助言。笑


そんなこんなで義母の妹さんの家に到着。


私も初対面です。


妹のロズリンさんと、夫のジャンマルクさんが温かく迎えてくれました。


しかし、その家本当に大きい!!!豪邸か!というほどの広さをしていました。


本物の暖炉ストーブがあったり、広い庭に大型犬が2匹。庭の横には建築関係で勤める息子さんが建てたという豪華な木造の離れ…。そこは、テレビで見るような立派な家だったのです。
聞くと、ジャンマルクさん、今は引退していますが、昔はフランスの陸軍?Guardianとして働いていたそう。だから、こんなに豪華な家を建てれるのですね…!
家の中を見学して回った後、テーブルに着き、しばしお話。


私は、もちろん殆ど会話についていけませんが、ひとつわかったこと。それは、ジャンマルクさんが話し好きだと言う事。話をしたら止まらなくなるのです。笑


気づけばもう深夜の1時を過ぎていました。私と旦那は息子さんが建てた、離れの家に泊めさせていただくことになりました。


そこは本当に素晴らしくて、アットホームなホテルの部屋のようでした。


これから、まだプールを増築する予定だそうです…。素晴らしい!


二人とも疲れ果てていましたが、就寝前にチェスを楽しみました。


↓こちらの写真が私たちの離れのお部屋です。

翌日、私たちはお兄ちゃんの友達とランチの約束をしていました。


そこまで、車で行き合流。


Poivre Rougeというフランチャイズのレストランに行きました。私が注文したのはハンバーガー。


フランスに来ると、ハンバーガーを食べる機会が多いような気がします。^^;


今回、ご一緒したお友達は、日本好きのジュリー。名探偵コナンが好きで、日本にも来たことがあるそうです。日本トークで盛り上がりました。


その後、大きなショッピングセンターをぶらぶらし、ジュリーにお別れして、次は、おばあちゃんに挨拶へ。


なんと、おばあちゃん94歳なんですって!!!


大往生ですね!!!! 家に入ると、すでに近所の親戚が集まっていたらしく、みなさん歓迎してくれました。


さっそくお祖母ちゃんに挨拶。現在は目が見えなく、耳も遠いそう。なので、私はお祖母ちゃんの手を握り、 Je suis tres contente de vous voir! (お会いできてとても嬉しいです)と、耳元で叫びました。お祖母ちゃんはしっかり手をつかんでくれました。94歳ですが、しっかりと椅子に座ってるお祖母ちゃん、すごいなぁ!!感動。


一緒にカードゲームをして、家に帰る時間に。


私たちが泊まっているおばさんの家とすぐ近くでした。


家に帰ると、ジャンマルクさんが迎えて、これから近くの息子の家に行こう!と。


なので、彼を先頭に、息子さんの家に向かいました。


しかし、家の中は誰もいる気配がしない…すると、息子さんが車で到着しました。


小さな女の子と、男の子も一緒です。奥さんはまだお仕事中。


家に入り、お話タイム。


私は小さい女の子を膝にかかえて、あやしていました。か…かわいい。。。❤


一度下におろしても私のところまでまたやって来ました。すると、小さな男の子が、


Elle aime toi と小さな声で私に言いました。


う…男の子もかわいい❤ 子供はやっぱりかわいいな…


コーラを飲みながらのお話を終え、自宅に帰る時間。


家に着くと、今度は娘さんと、その旦那さんがいました。小学生くらいの女の子。


それから、ジャンマルクとロズリンさん、さきほどの息子さんと、奥さんも合流して、みんなでアペリティフ。


人生で初めて、イノシシの肉を頂きました!!!パテを食べたのですが、臭みが強い感じ!!


会話は盛り上がってましたが、ここでもみんな早すぎて何言っているのかわからず。。。


食事が始まり、ワインをたくさん飲むと、緊張も緩みました。


私が、赤ワインが好きだと義理の母に聞いたらしく、ジャンマルクさんは赤ワインを用意してくれていました。


あまりワインは詳しくありませんでしたが、美味しく頂きました♪^-^


初めての親戚廻りで正直疲れましたが、日本から来たばかりで、まともに会話できない私を受け入れてくれる皆さん、本当に有り難く感じました。


こういう事をひとつずつ乗り越えて行って、フランス生活に慣れていくんですよね。


日本にも家族がいれば、こちらでも祝ってくれる人がいる。


結婚とは、こういう事なんだ、と改めて感じたひと時でした☆